テレビを見ない「テレビ離れ」の時代~昔、テレビの存在は大きかった。

自らの意思で初めてクラシック音楽のレコードを買ったのは、「ショスタコービッチ作曲交響曲第5番」でした。
自分で稼ぐことができるようになた頃、街の通りを歩いていて、ある店のドアが開いた時に店内から漏れ出て聞こえた曲がこれでした。
立ち止まりました。
大阪のローカル番組で「部長刑事」と言う警察ドラマがあったのですが、この番組は私のテレビの記憶の始めからのものでした。
大阪府警庁舎上空をヘリが舞うシーンがオープニングです。
「始めの記憶」と言うのは、調べて知ったことですが、私が生まれる354日前から放送が始まっているからです。
ヘリが飛ぶ画(え)にナレーションが入り、そのバックの曲が第5番第4楽章のティンパニーでした。
「視聴率」が人ひとりの人生を決めるといえば大きいですが、テレビの影響甚だしい時代は確かにありました。もう昔のことです。
小学校の卒業を控える息子はテレビを見ないです。見ている姿を最近見かけません。
私はというと、自ら積極的にテレビの電源を入れたり、チャンネルを変更することは、ここ10年行っていません。
ほぼ見ないといっていいです。物書きである私は、書斎とは言えほとんど在宅です。
私しか家にいないことが多いので、その間はテレビの電源が入ることはありません。

いくらテレビを見ない私でも、「森田一義アワー・笑っていいとも」は知っていました。
ところが、その番組が終了していることをつい先日まで知りませんでした。
やっと、彼の思惑通り私は「笑っ」ちゃいましたし、笑われました。
娘が数年前に独立し、アパートで一人で暮らしています。
デジタル・クリエーターの彼女は休日でも自宅で、マルチディスプレイでオリジナル・キャラクターのデザインを考えていいます。
ディスプレイが大きいので、チューナー付きHDDでテレビ番組を見るつもりで持っているのですが、先日彼女の部屋を訪ねたら、
まだ配線されずに箱のままクローゼットの片隅に放置されていました。
もう2年以上もテレビを見ない生活なのです。見たい気持ちが起こらないのと、見るならユーチューブの方がマシとのことです。
この日曜日の朝、仕事中に大変なものを見てしまいました。
私の書斎にはディスプレイが4つとノート・パソコンディスプレイが3つがあります。すべてスピーカーはミュートです。
唯一小さな音が聞こえているのは、スカイプ用のヘッドセットから漏れている音だけです。
左のディスプレイが無意識で触ったマウスの動きで画像を映し出しました。あのテロリストの蛮行を見てしまいました。

テレビ離れ